PeekaBoo…

書きなぐり闘病記録

手術日、術式決定

術前の検査が全ておわり、1週間後病院へ。

結果、左胸乳がんの部分切除に加えて右胸良性腫瘍も切除してもらうことにした。正直、乳がんのほうは全然痛くもないし、位置も胸の上部だから下着にあたることもなくて影響少なかったんだけど、右胸の良性腫瘍は張る時期痛かったのと胸の下の方にできてて下着にあたってそれも痛くて。良性だからほっといてもいいし、両胸に傷残るから迷ったけど、どうせ手術するならどっちもとってしまおう!!!と決めました。

術式が決まればそのあとは看護師さんと手術日の調整……入院期間出来れば生理被りたくないし痛いからはやく取りたい…最短日がいつになるか聞いたら11/2(水)……自分の身体をとるかNEWS福岡公演をとるかの2択を迫られ(←)、迷いに迷って最短日で手術を受けることに……この決断をした時が1番泣いたねぇ。でも人混みいってコロナなったり発熱したりしたら1ヶ月以上間空いてしまうし、それはもう耐えられなかった。絶対2023年の20周年はお祝いしに行くんだ。それまでに治療落ち着かせてやる……と気持ちを切り替え手術に向けて準備を始めました。

このあと地元に残ってる近所の同級生数人には報告。みんな私の車がずっと停まってて私が帰ってきてるのも気付いてたけど、特に詳しく理由は聞かずにいてくれて感謝。

乳がん治療 術前検査②

麻酔科Dr.との面談は秒で終わる。若いから大丈夫やろって感じ。

MR-PETが最後にして最大の難関。造影剤いれるから念の為運転は控えたほうがいいってなって、父に送り迎えしてもらった🙇‍♀️着いたら私専用の個室に通されて、検査の流れ説明してもらって検査着に着替えて、造影剤いれるためのルートをとるってやつに挑戦。血管!!とりやすい血管はどれ!?て看護師さん2人がかりで血管探されて、ごめんねごめんねって言われながらいっぱい腕の内側軽めに叩かれたりさすさすされたりしたけど結局ダメで、手の甲に針をぶっさす。造影剤いれたあと30分か1時間か待たないといけなくて(覚えてない)、専用ルームのリクライニングチェアで待つ。目を使ったらダメって言われたから、本もスマホも駄目で音楽聞きながら寝るしかできない時間を過ごし、いよいよMR-PETへ!

MRIとPET検査とどっちもできるやつ(という認識でいいのだろうか)、身体の表30分裏30分、狭い筒の中に入って爆音のなか出来るだけ動かずに過ごすという苦行。一応ヘッドホンから音楽が流れるんだけど、好きなアーティスト聞かれて「ジャニーズ!」て言ったら、ジャニーズは無いのよ……て残念そうに謝られた(笑)結局、その時の流行りのJPOP流してもらったけど、ジャニーズが全面的にサブスク解禁してたら、ジャニーズも聞けたのでは!?!?て思った。

これで術前検査は全部終わり!1週間後に結果が揃ったら、その結果をみて手術の内容が決まるので、緊張の1週間を過ごした。

乳がん治療 術前検査①

10月に入り、検査スタート!

 

胸部レントゲン、心電図、心臓エコー、骨密度、胸腹部CT、、、転移の有無を調べたり心肺機能の検査をしたり。それとは別に薬剤師さんとの普段飲んでるお薬の確認や看護師さんとの看護相談、受付で入院時の書類等説明、あと歯科口腔外科受診!!!歯医者は盲点だった〜全身麻酔のとき口の中にガッツリ器具入れるからグラグラしてたら危ないらしい。歯のプラークから細菌感染する可能性あるよ!的な話だった気がする。

なによりメンタルしんどかったのは、遺伝外来で遺伝子検査をするかしないか……の選択をしなきゃいけなかったとき。乳がん卵巣がんになりやすい遺伝子をもってるかどうか血液検査で調べることが出来るってやつ。もしこれが陽性だったら、将来再発の可能性が高いから全摘を勧められる。まだがんにはなってない胸や卵巣の予防切除もできてしまう。いろんな選択肢が増えちゃうのがしんどかった。とはいえ手術の術式に関係してくる(全摘か部分切除か)と言われればやらない訳にもいかなくて。わたしの血液はアメリカへ送られたのであった………

ここまでを2日に分けて受けた!病院に4~5時間いるのが当たり前で疲れすぎて毎回直行直帰。

乳がん治療 備忘録⑤

9/21 母と一緒に病院へ

 

紹介状もってきたけどマンモグラフィとエコーはもう1回撮りなおして、血液検査もした!その時の外来の先生から、がんのタイプと予定されてる治療の説明があり、今の段階では手術先行と言われる。左乳がんは確定やけど、右乳のしこりがちゃんと良性かどうか、組織診をすることになる。麻酔するからそんな痛くは無いんだけど、またこんな思いするのかと思ったら診察室で泣けてきた。この後は術前検査、ここで転移の有無や手術に耐えられるかどうか調べるらしい。看護師さんと検査のスケジュールを決めた。10月は毎週2日病院通いが決定!

 

乳がん卵巣がん症候群の遺伝子検査をするかどうか、将来妊娠の可能性を残すために卵子凍結をするかどうか、部分切除か全摘手術か、全摘するなら再建までするのか。考えること多すぎてまじで鬱っぽくなる。日数的には一旦職場復帰できるぐらいの余裕あったけど、いろんなことゆっくり考えたくて有給消化に入る………

乳がん治療 備忘録④

2022/09/07 仕事を中抜けして、病理組織診の結果を聞きに行く日。

 

「細胞診と判定は変わらず、悪性でした。」

主治医から正式に(?)がんの告知をされた。正直、細胞診がClassIVだった時点で覚悟はしてたけど、治療・仕事・お金いろんな事が頭をぐるぐるする。まずはどこで治療を受けるか決めないといけなくて、看護師さんや主治医とも相談して鹿児島で実家の世話になりながらの方が良いのでは?ということになる。紹介状の作成をお願いして、その日は仕事に戻る。

 

紹介先の病院は、鹿児島で乳がんって言えばここじゃない?ていうふわっとした情報で決めた。一応、直属の上司には先に伝えてたけど、正式に報告して長期でお休みを貰うことにした。

紹介先の受診が9/21に決まり、その前の週まで普通に仕事してた。できる限りの引き継ぎも。

乳がん治療 備忘録③

1週間後の2022/8/27(土)、結果を聞きに行く。

 

前回と同じように診察室に通されて、主治医とちょこっと話をして、、、

「先週検査した検体から、がん細胞が検出されました。詳しい検査をしたいけど、このあと時間大丈夫ですか?」

え???これガン告知???混乱している間に組織診することになり検査着に着替えて血圧や体温の測定(数値爆上がりして何度も測ってもらう)、いつの間にやら処置室のベッドへ……

主治医「今までやってきた細胞診より太い針をさします。麻酔するから痛くないと思うけど、感触はあるからね。」

いや待って。感触あんの?て思ったときには始まっている検査。音が大きくて、私の胸の上でドリルでも回してんのかと思ったが!?その後止血するのと今後の治療をどうするかの聞き取りで看護師さん付きっきりでいてくれて、気持ちの整理とやることの整理ができた!!!

 

やったるぞ〜って受付戻ったら、お会計がまさかの2万円越えで手持ちが足りない…家まで現金取りに帰るはめに。この日から、病院行く時は多めに現金持ち歩くようになる。クリニックレベルのとこもカード払い出来るようになればいいのにな〜!

乳がん治療 備忘録②

2022年8月

 

経過観察の日。

相変わらず胸が張る時期になると右胸がシクシク痛む。3cm以上あれば良性でも手術の対象になるそうなので、できれば取りたいって言おう…強い意志……!

 

 

なーんて思いながら受診したのに…エコー終わって先生から「今回は左胸の腫瘍の細胞診したいんですけどいいですか?」て言われて検査したら、右胸のこと伝えるの忘れた。

 

別に痛くもないし、自分じゃ触っても分かんないし、左胸はどうでもいいんだけどな〜という盛大なフラグをたててしまう。