PeekaBoo…

書きなぐり闘病記録

最後に

これは簡易的な闘病記録なので今後何も無かった場合、更新はしません。便りがないのは元気な証拠的な。

まさか自分がこの歳でこんな大病するなんて思わなかったけど、いろんな人の力を借りてメンタル保ちながらやってこれました。増田くんも五条悟もあむぴもたくさん元気をくれました。持つべきものは、上質な推しでした。わたしの頑張る理由になってくれてありがとう。カウコンはご褒美すぎたよ、まさか36歳の増田くんに会えるなんて……諦めてたもん。当ててくれたジャニーズ事務所もありがとう。増田くんは前髪ありが好きなので、ぜひ20周年のビジュは前髪作って欲しいです。私が喜ぶので。

さて…4月より社会復帰です。長かった人生の冬休みもとりあえずお終い。体調と相談しながらにはなるけど、やれるところまで頑張ろうと思います。とりあえずこの長引く風邪を何とかせねば。基礎疾患持ち、すぐいろいろ重症化するので気をつけます…が!半年我慢したので!気をつけながらもいろいろ飛びます。飛ばせてくれ!!!またたくさん楽しいことしような!!!

術後補助療法

再発防止のため、術後もいろんな治療を受けています。

放射線治療                                                          2023年なって、放射線科への通院がスタート。平日20回、病院に通って治療を受けます。1月にスケジュール決めしてそこから毎日健康観察(コロナ対策のため)2月、CT撮りに行って放射線あてる位置を決めてもらう。この数ヶ月でCTもMRIも慣れたけど、上半身真っ裸で技師さん3人に囲まれることはそうそうなかったから、さすがに緊張した。その翌週から放射線治療スタート!治療自体は着替え込みで30分かからない感じだった!とはいえ毎日はやっぱりしんどいよね。入院もできたけどわざわざ1日30分のために1ヶ月近く入院するのもなぁ…と思ったのでがんばって通った。放射線治療は蓄積型て感じで徐々に皮膚炎も出てきたし、痒みやぴりっとする痛みもあったよ。まぁどれも我慢できない程じゃないんだけど。全然痛くないのに身体には変化があって、そのことが一番怖かったかなぁ。とはいえ大きな副作用もなくて完走できたので良かった。

◎ホルモン治療                                                        これは昨年末からはじまっていた!わたしの身体でがん細胞がまた活発にならないよう女性ホルモンを抑えるお薬を毎日飲む。5年。更年期障害みたいな症状が出てくるって話だったんだけど、最初はなんてことなくて余裕ぶっこいてた…。2,3ヶ月たってしっかり副作用に苦しんでる(笑)暑い寒いの体温調節がバカになってて寒いのに汗かくときあるし、膝関節は痛いし、運動してもしても太る!空気食べてんのかな??空気ってカロリーありますか??て感じ。でも生理めちゃくちゃ軽くなって、生理痛に苦しむことがほぼなくなったのは嬉しい!こんだけ影響出てるってことは薬効いてるってことだろう!とポジティブに捉えて今後もお付き合いしていきます。

 

これから先は3ヶ月ごとの経過観察が少なくとも5年はあって、血液検査やCT、エコーなんかをぼちぼち続けていきます。やっぱり毎回通院の度に「何も変化ありませんように。悪くなってませんように。」て考えすぎちゃうところはあるけれど、あんまり病気に気持ちを左右されず好きな物や好きな人たちに囲まれて過ごしていきたいな。両胸の傷は私が戦った証拠なので、私自身がこの傷まるごと愛していこうと思ってる!放射線治療の皮膚炎落ち着いたら温泉だって入っちゃうんだからね!!!

病理結果

手術からちょうど1ヶ月後、摘出した検体の病理検査の結果を聞きに行った。ここから先はちょっと詳しい話をするよ。

◎浸潤性乳がん(粘液癌)  ステージⅡA                       ◎浸潤径28mm  グレード1  ルミナルA型                   ◎リンパ節、他臓器共に転移なし、組織断端陰性

これが私のがん細胞の詳細でした。ルミナルA型の乳がんは女性ホルモンをエサにして成長していくタイプらしい。この結果を踏まえて5年間のホルモン治療と年が明けてから放射線治療が決まった!

前職のパートさんで同じように30代で乳がんになった方がいて、その人から「結果を聞く時は自分で考えうる中で1番最悪な展開を想像してた方がいい。結果が本当に最悪だった時にも、やっぱね、知ってた〜て思えるし、良かった時はテンション爆上げだから。」って言われてて。たしかに大丈夫って信じてたのに、結果が悪いとめちゃくちゃ落ち込むだろうなって思ったから、私もその考え方を実践してた。そんなこんなで私が想像してたより全然結果も良くて!とはいえ、乳がんなことに変わりは無いんだけど……年明けからの治療もがんばろーって前向きに思えた!

もちろん何も無いのが1番いいけど、違和感あった時にちゃんと検診行った自分を全力で褒めてあげようと思うのね。今以上に進行した状態で見つかってたら、もっとしんどかったと思う。早期発見、早期治療って大事だなって身をもって痛感しました。

術後〜退院まで。+‪α‬

術後1日目から痛み止め飲んでふつうに過ごせた!あんまり歩き回らないように言われてたからベッドの上でゲームするかケータイ見てるか昼寝するか。本当の上げ膳据え膳生活の始まり。乳がんの手術って開腹や開胸する手術ではないから案外術後の戻りも早いみたい。

2日目以降はシャワーもできてサッパリスッキリ。術後にも歯科診察が入ってくれてクリーニングもしてくれたり、PTさんとリハビリもできた!ただ、術後便が出てなくて術後3日目にも出なかったら薬か摘便かな〜って若くて可愛い看護師さんに言われたから、摘便はマジ勘弁!!!と思って3日目は頑張って病棟グルグル散歩したり冷たいコーヒーがぶ飲みしたりして過ごした!結果、摘便はギリ免れました。

f:id:tmh3274:20230307141945j:image

ラウンジで景色眺めながら、いろんな入院患者さん達とお話したけど、その時入院してる中では私が1番若かったな〜。普段はそこそこの年齢て言われてるのに、病院行くと若年性がん患者になっちゃうんだよね〜。やだやだ。再発の人、再建の人、全摘した人、部分切除の人、いろんな人が入院していて、ステージも治療も人それぞれ。乳がんと言っても人によって全然状況が違うってことを学びました。

人生初入院7泊8日、毎日ごはんは美味しいしWiFi入ってるからネット環境も快適だし、入院生活悪くなかった!同じ日に退院の人たちと笑顔でバイバイできるくらい元気になった!退院後そのままマック寄ってもらって、ドライブスルー!病院食美味しかったけど、1週間食べ続けてると身体はジャンキーな食べ物を求めていたよ。あの日の朝マックの味、一生忘れない。

 

しかし2週間後、笑顔で退院した病棟に血まみれで舞い戻るはめに。傷、開きました。気の所為だと思いたくて圧迫止血しようとしたけど、圧迫やめた瞬間ボタボタ流血。日曜日だったけど、主治医がいたのですぐ処置して貰えて助かった。看護師さん達が「局所麻酔しますか?」て言ってくれたのに「これくらいなら要らないでしょ」って主治医が言って麻酔なしで2針縫いやがった……いるよ、麻酔……痛いのよ……足元にかけられたブランケット握り締めて我慢したよ。今後もしこんな事あったら、麻酔してください!って食い気味で言うわ、絶対。

手術当日②

手術室で1回起きた後は寝てる間に着替え等いろいろやってもらって16時半頃病室に戻ってきた!その後、手術中待機してた母親と15分だけ面会できて毎日病院のご飯が美味しい話と今日はカレーだったのに手術の日だから食べれなかった話等々、主にご飯の話をした気がする。

麻酔の影響で意識もフワフワしてて、寝たり起きたりを繰り返してたけど、20時前頃「トイレ行きましょう!」て起こされた。眠かったから行きたくないって言ったけど、でも術後行かなきゃいけなくて……て看護師さん困らせたから点滴の棒を支えにして歩いてトイレへ。トイレの後うがいさせてくれて、水も飲んでOKになった!ペットボトルにストローさしてたやつを机の上に準備してた私天才だなぁって思いながら水飲ませてもらった。12時間以上水分取れなくて唇パキパキだし、喉もカラカラだったから五臓六腑に染み渡ったよ。途中痛みで起きて痛み止めの注射してもらったり、術後すぐだから夜勤の看護師さんがまわってくる回数も多くて何度も服脱いだり熟睡はできなかったけど、なんとか朝を迎えました。

手術当日①

手術予定は13時。

睡眠導入剤のおかげかよく眠れた。朝から絶食、水は朝の7時まで。10時頃には胃液抑える薬飲んで、パジャマからお着替え。パンツも不織布パンツになる。点滴のためにまた手の甲に針刺して2時間前には準備万端!空腹すぎて同室の人たち(大部屋だった)にご飯が運ばれてるのを羨ましく思いながらベッドで待ってたらちょっと早めに呼ばれた。

f:id:tmh3274:20230228095542j:image

病棟の看護師さんと歩いて手術室前に行って、手術室に入るところでオペ看さんに名前と手術部位を言っていざ手術台へ………!手術台乗ってからは素晴らしい手際の良さで心電図とかいろんな機械に繋がれた。すごいな、オペ看さん。NEWSくんたちは福岡でライブしててチケットあったのになーとか、夏の終わりのがん告知から2ヶ月、長かったような短かったような…とか、全身麻酔怖ァとか色んなこと考えてたらちょっと泣けてきちゃったけど、看護師さんたちにバレないように表面張力で頑張った。麻酔するからってマスクつけられて3回深呼吸したら落ちた。前日まで麻酔効かなかったらどうしようとか言ってたの誰?俺←

終わったよって起こされたけど、まじで体感3秒(実際には3時間)すぎてびっくり。摘出した腫瘍みたくて聞いたら検査に出す前にバタバタ持ってきてくれて、自分の目で確認した。いつもホルマリン固定後の検体ばっか見てたから出したてはこんな血の色なんだなってアホみたいな感想抱いてまた意識とんだ。

入院 手術前準備

10月31日に入院するため、その2日前にPCR検査を提出。その結果が陽性だったら全てのスケジュールが飛んじゃうから緊張した!病院からの連絡がないように願いつつ、1週間の入院準備も進めていった。いろいろ詰めてたら3泊4日用のキャリーケースがパンパンになった。抱き枕いれたからかな。

PCR陰性で無事入院。初日は病棟設備の説明や担当の看護師さん、栄養士さん、相談支援センターの人、いろんな人と話しないといけなくてスケジュールも詰まってた。手術前のメインイベント、センチネルリンパ生検(の準備)。術中、脇のリンパ節に転移がないかちょっと切って調べるんだけどその事前準備を前日にした!知り合いからこの注射がガチで痛くて叫んだって聞いてて、ビビり散らかしながら検査室へ向かい、無事終了。覚悟きめてたからか、そこまで痛くなくて一安心。

夜眠れなかったらしんどいかな?と思ってその日は睡眠導入剤もらって寝た~